J.C studio PATTER

本物のGSSはドイツの精錬工場で作られており、必ず証明書が付いています。J.C studioが採用している素材も証明書が添付されており本物です。
一般的な削り出しパターに採用されているSUS303に比べてGSSはクロムの含有量が多く硫黄成分が少ないので硬めになっています。
多くのGSSパターを使っているトッププロは「打感はしっかり手と耳に伝わる硬さがあるが、ボールが吸い付くような感覚があり硬くて軟らかい」と言う表現をしています。
当然、GSSは高価な素材です。それを惜しげも無く採用した大型ブロック（塊）から削り出す贅沢なフルミルド製法を採用しており、ヘッド１個削り出すのに約６時間掛かります。
GSS表面の保護を行うためにPVD BLACK IP加工を施しています。

パターにフェースミーリング加工を施すことも珍しいですが、さらに精密加工技術を駆使してスコアラインを水平でなく下向きにミーリング加工しています。
下向きにスコアライン加工するためにヘッドのフルミルド加工後に一つ一つヘッドをマシーンから取り出して、角度を変えて加工するという非常に手間の掛かる作業を行っています。
世界でも類を見ないスコアラインの下向き加工を施す理由は、インパクト時の縦方向の摩擦を増加させて横方向の摩擦を軽減させるためです。これによりボールの転がりが良くなります。
また、フェース中央部は設置面積を小さくして、左右は設置面積を多くすることによって、芯を外して打っても左右のバラツキを軽減してくれます。

プリプレグ（樹脂が含浸されたカーボンシート）をマンドリルに巻き付けて作られるカーボンシャフトは当然ですが等級があります。
今回、採用された「1k」は最高級品質の高級シートです。綾織りされた織り製法は見た目に綺麗で、ブラックに塗装されたヘッドに上手くマッチします。
シャフト先端部のアルミ製シャフトとカーボンシャフトの芯を併せることが非常に難しく、熟練の技術が求められます。
世界最高品質をご体感ください。